先日はTBSからの出演依頼があり番組企画のゴミ屋敷の片付けと清掃に
行ってきました。
作業現場は番組からのお願いでお伝えする事が出来ませんが
合計日にちを分け二か所の作業をさせて頂きました。
今回は写真も控えましたので写真もありませんが、出来るだけ細かく
載せたいと思います。
まず一件目ですが、1DKのアパートの一室でした。
今回の番組の趣旨としても出演中の東大生がゴミ屋敷の片付けを
お手伝いするという企画だったので私たちwillはサポートにまわりました。
作業はゴミ屋敷をイメージしていたのですが、番組でも放送されましたが住人の方が
収録前に片付けを行っていたみたいで少なく感じました。
しかし、ゴミ屋敷とは片付けをしただけでは終わりません。
私の経験ですと、畳の場合だと長期間放置されていた生活ゴミから液体がもれ
畳が腐り虫が湧きゴミ屋敷独特の悪臭が部屋中にしみこみます。
中でも多いのは蓋を閉めてある飲みかけのペットボトルが破裂するといった
事が多いです。
この日も案の定畳が黒く腐っていいたのが確認出来ました。
また、フローリングであっても同じような事が起こります。
私が今まで見た中で最も酷かった場所では、キッチン付近で液体などで腐り
穴の開いた床は本来見ることの出来ない床下配管がむき出しになっていました。
その床にはいろいろな物が腐りドロドロの状態になっていました。
その時のご依頼者様は10年近く実家に帰っていなかった事、親がセルフネグレクト
になっていた事を後悔すると共に、その後の修繕費に頭を抱えていた状態でした。
自分の家族に限って・・・皆さんそう思うでしょうが実際はわかりません。
遠距離に住む家族がいる方は定期的なご連絡をお勧めします。
さて、話は戻りますがゴミ屋敷の片付け後にはハウスクリーニングと脱臭作業が必要です。
一度しみついてしまった臭いは汚れと違いなかなか消えません。
本格的な消臭になるとオゾン消臭などございますが、今回は番組の東大生の方が一生懸命
作業し汚れをとり臭いも少なくなったと思います。
住人の方はゴミ屋敷になってしまった経緯を父の死がきっかけで・・・とおっしゃいました。
ショックから何も手につかなくなり現状に至ったとの事です。
今回の住人の方の原因は誰しも経験し、向き合わなければならない事です。
私も含め注意していきたいと思います。
作業日は変わりまして二件目の収録日がやってきました。
こちらの現場では長く放送されたとおりゴミがしっかりと積もっておりました。
主にコンビニ弁当や空き缶、ペットボトルなど生活ゴミがほとんどでした。
この日も東大生の方が来ておりましたが、一件目と違い物量がはるかに多い為
will作業に大きく携わりました。
一般的にゴミ屋敷と言われれば皆さんはお部屋のどの部分で寝るのか気になると思いますが、
必ずと言っていい程テレビの近くに人が一人座れるスペースがございます。
どうやってこの場所を作ったのだろうと不思議に思う程です。
作業を進めていく中で住人の方がゴミ収集に携わる職業だと知り私も驚きました。
何で?っと聞きたかったですのが、私は作業員の立場である事を理解し驚きながらも作業を続けました。
この日は物量も多かった為もくもくと作業を続け、合計業務用の70ℓのゴミ袋がおよそ370袋
トラックは3台に満載積む結果となりました。
二件目の住人の方は今回ゴミ屋敷の片付けをするきっかけとなったのは幼馴染である友人からの
番組に応募でした。
もし、このブログをみて家族でも友人でも同僚でも・・・本人でも片づけたいと思う気持ちが
あるのであれば一度ご相談ください。
どんなご相談でもお受けいたします。