静岡県清水市 ゴミ屋敷片付け

本日は富士山も綺麗に見渡せるほどの晴天で

場所は静岡県清水市までゴミ屋敷の片付け作業に行って来ました。

当社からは高速道路を使いおよそ2時間30分と決して近くはない

距離がありました。

しかし道中の車内からは綺麗な富士山や、一面に広がる駿河湾の海が

一望出来て少し観光気分で道中を楽しむ事が出来ました。

さて、朝8時に到着しミーティングを行い作業に移りました。

本日の作業現場としては、マンションの1階で3DKのお宅でした。

ご依頼者は息子さんが当社にお問合せ頂いたのですが、今回ご依頼になた

理由と1人でお住まいになられていた母親のお話を詳しく教えて頂けました。

息子さんも結婚をして何年も実家に戻っていなかった事を後悔しておりましたが

母親がゴミ屋敷内で転倒して足首を骨折してしまったとの事でした。

【何でちょこちょこ顔を出さなかったのだろう】と後悔もしておりました。

しかし現状なってしまったゴミ屋敷!

片付けをして借家なので返却をする決断をされたみたいです。

 

早速玄関をあけて中に入ろうとすると大きな壁が・・・

作業員が10名いるのにも関わらず2人として奥にも進めませんでした。

とりあえず、作業同線を確保することが急務でした。

裏のベランダから入るスタッフもいました。

何とか作業員が各部屋までたどりつけるようになると、すぐに作業員が

仕分けをして袋づめしたゴミ袋が次々と出てきました。

とにかく各部屋は衣類や生活ゴミが山のように積まれていました。

作業員が立ってしまうと天井に頭をぶつけるほどでした。

確かにこの状態であれば転んで怪我をするのも頷けました。

専門業者のプロ集団でも一時的には迷いが出てしまうほどの

現場でした。

キッチンに関しても、冷蔵庫からは常に虫の出入りがあり、中からは

お財布やご自宅の鍵まで出てきました。

悲しい事に虫の出入りする冷蔵庫は常に空いた状態でゴミが邪魔で閉まりもしない。

ゴミで埋まり運び出しもできない状態でした。

更に作業を進めキッチンの床に到達すると驚く出来事が・・・

何と床のフローリングは腐り、配管が綺麗に見えるほどでした。

決して少しではなく広範囲にわたって床が腐りありませんでした。

後々息子さんにお伝えするのも心苦しく感じました。

 

2日間で作業も終わり息子さんに貴重品類を返却して作業終了と

なりました。

息子さんはこれからお部屋の返却に伴う修繕に頭を悩まされていましたが

前向きに考えていらっしゃたのでご安心しました。