本日は遺品整理の現場です。東京都大田区の50年前ごろに建てられた3LDK2階建ての一軒家です。今回のご依頼者様は、お亡くなりになられた方の娘さんとその娘さんの実の姉の息子さんです。姉の方は5年前に亡くなられていたとのことで姉の息子さんと財産分与をするために家を引き払う予定のようです。朝のミーティングが始まりました、本日は2トンのトラック3台スタッフ7名です、捜索のご依頼は印鑑がまだ見つかっていないので印鑑と家の権利書、写真、あとこれはという物は全て残しておくようにとのことでした。その後作業の手順を確認して作業開始です、本日私の持ち場は台所とらりまず、手前にあるテーブルと椅子をトラックに運び出し段ボールを四つ広げそこに70リットルの業務用ポリ袋をはめ込み丁寧に分別をしながら作業に取り掛からせて頂きます、次に大きな茶箪笥の中を整理していると引き出しの奥の方から印鑑が出てきました、後から聞いたのですがその印鑑をご依頼者様がお探しになられていた印鑑だったと聞きしっかりと見付ける事ができてとても良かったです、さて茶箪笥の次に大きい物は冷蔵庫でこれは私の経験上8割は開けた瞬間に異臭が漂いますが今回は娘さんが奇麗に処理をして頂けていたようなので大変助かりました。着々と作業が進み各トラックの物量が6割くらいの所で小休憩をはさみその後キッチン周りの鍋、フライパンなど、あと細かい物までシッカリと仕訳をして搬出させて頂きました、作業も終盤に差し掛かり清掃作業に入ります。冷蔵庫、タンス、など大きな家財の隙間にたまっているほこりを見るとここに長く住まわれていたんだなと何とも言えない気持ちになります。さて残る作業は確認作業になります、残っている物はないか、清掃は細部まで行き届いているか、確認させて頂き午後3時頃に作業が終了いたしました。